いやー
ついにやってしまいました!
何をって?
シガテラ毒にあたってしまった!
YouTubeでも解説してます
目次
シガテラ毒とは?
シガテラ(ciguatera)とは、熱帯の海洋に生息するプランクトンが産生する毒素に汚染された魚介類を摂取することで発生する食中毒。Gambierdiscus toxicus などの有毒渦鞭毛藻が原因であることが多い。
シガテラ毒の主な保有生物はバラフエダイ、バラハタ、ウツボ、カマス、サザナミハギ、ギンガメアジ、オニカマス、イシガキダイ[8]、ヒラマサ、ブリ、ネムリブカなど、400種類以上にのぼる。食物連鎖によるシガテラ毒の生物濃縮が原因であるため、バラフエダイ、ウツボ、カマスやブリなど食物連鎖の上位に位置する魚類(とくに、6ポンド=2,722グラム以上の重量の肉食魚)が危険である。なお、毒の有無については、同一魚種でも地域差や個体差があるとされている。つまり、食物連鎖の上位に位置する魚類のうちの全ての魚種や個体が必ずしもシガテラ毒を持っている訳でなく、また連鎖の低位にある魚種にも危険な個体が含まれている。このため、毒をもつ魚の個体を外見から見分けることはできない。沖縄地方にはシガテラ毒の有無や消失に関する言い伝えがある。沖縄県は、その言い伝え4種を検証し、科学的な信憑性はすべてにおいて『否定的な結果』であるとしている[7]。
魚の部位により濃度(含有量)は変化し、内臓と消化管内容物には多く含まれる[9]。
一般に中毒症状は1-8時間ほどで発症[5]するが2日以上の例もある。
- 消化器系の症状:吐き気、下痢、腹痛が数日から数週間。
- 神経系の症状:不整脈、血圧低下、徐脈、めまい、頭痛や筋肉の痛み、麻痺、感覚異常、この中毒最大の特徴である冷たさに対する感覚がドライアイスに接触し凍傷に罹ったかのような感覚になる温度感覚異常(ドライアイス・センセーション)といった神経系の障害のほか、下痢、腹痛、嘔吐などの消化器系の障害。血圧異常(80 mmHg以下)や心拍数異常などの循環器障害がある[6]。
効果的な治療法は未確立で、後遺症の回復は、1週間程度の例もあるが、重症例では半年から数年程度を要する。日本国内で死亡例はないが、海外では数例が報告されている。また軽微の中毒の場合、受診、報告なども無い場合が多く、中毒の実数は多いと見られている
出典:Wikipedia
日本では奄美大島以南のサンゴ礁のある海域で、大型肉食魚の一部にシガテラ毒を有するものがあると言われています。
今回、私が当たった原因ははっきり分かります。
原因は
先週(7月12日)に釣ったバラハタ!
奄美近海では、特にバラハタ、バラフエダイ、バラクーダが当たる可能性があると言われています
なぜか毒魚には名前に全部バラがつく
なんか関係があるのだろうか?
なんですが・・・
実際のところ、バラフエダイはほとんど食べる人はいませんが
バラハタ、バラクーダに関しては、島では結構普通に食べられています。
バラハタに至っては、何年か前に築地市場に出回って騒動になる前は
奄美のスーパーでは普通に売られていたほどです。
私も今まで普通に食べていました。
もう50匹以上は食べているのではないでしょうか。
一応、シガテラを持っている魚の特徴はやせて黒い斑点や模様がでていると言われていまして
そういった魚はいままで食べていませんでした。
今回のバラハタは写真を見ていただくとわかる通り、黒い斑点などはなく、ふっくらとした美味しそうな体型でしたので、まさか当たるとは思っていませんでした・・・
せっかくの機会なので、今回は症状がでるまでの状況を時系列でまとめていこうと思います。
時系列まとめ
7月12日(日):晩御飯で刺身、炙りで食べた ⇒症状なし
※ほかの魚も一緒に食べたので、食材としてメインではなかった。
7月14日(火):昼食に煮つけ、晩御飯でフライで食べた ⇒症状なし
※ほかの魚も一緒に食べたので、食材としてメインではなかった。
7月17日(金):晩御飯でフライで食べた
※メイン食材として半身まるまるフライで食べた
ちなみにバラハタの味は
まあ、ハタ科の魚なんでまずいわけないですよね
ハタ科の中では、やや身が柔らかく、水っぽいので生よりは、煮たり焼いたり、揚げたりするのが私の好みです
普通にうまい魚であることは間違いないです!
その後の症状を嫁さんと私のそれぞれで記載します
症状
嫁さん
7月17日(金)
食欲なく早く寝た
7月18日(土)
おなかの調子悪い、腕がだるい、筋肉痛がある、足がだるい、少し呼吸が苦しい、
焼酎を飲んだら炭酸のようにシュワシュワした、
冷たいものを飲むとそれ以上に冷たく感じた
シガテラではないかと私に報告してきたが、冷たい水に触っても痛み(ドライアイスセンセーション)がなかったのでシガテラとは思わなかった。
7月19日(日)
少し回復
腕のだるさと口の中の違和感(冷たいものを飲むと炭酸に感じる)は残っている
7月20日(月)
前日とほぼ同じ症状、日常生活には問題ない程度
私
7月17日(金)
症状なし
7月18日(土)
やや関節痛があり、体がだるい
風の初期症状ににた症状
この時点ではシガテラを疑わず
7月19日(日)
朝から上半身に筋肉痛のような痛み、全身だるい、関節も痛い
食欲なし、足の裏がやたらと熱くかゆい
冷たいものを飲んだら炭酸が入っているように感じる
昨日の嫁さんが行っていた通りの症状がでたので、この時点でシガテラ確定
ドライアイスセンセーションはない
午後は安静
7月20日(月)
大分回復
体の痛みはほぼなくなった
冷たいものを飲むとやや違和感が残る程度
日常生活には支障なし
いろいろ考察
魚が大きかったので当たったかも
⇒50cmオーバー、たぶん2キロ弱くらいと大型なので毒を蓄えていた可能性
少量ではあたらなそう
⇒メイン食材にしなければ症状はでなかった、刺身等で数切れ食べる程度で当たることはなさそう
今のところ、軽傷と思われる
⇒二人ともきつかったのは1日だけ
今後どうする?
うーん
ほかに美味しい魚がいっぱい釣れる中、あえて危険を冒してまで食べることはないかなー
皆様もご注意ください!