今年のNISA枠の使い方 VYMでいいかな?【海外ETF】【インデックス投資】




こんにちは。amamijiggingです

年が変わったのでNISA枠として新たに120万円が使えるようになりました

NISAとは

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています

出典:金融庁HPより

私の場合、基本的にバイ&ホールドを前提とした長期投資を行っているので、売却益(キャピタルゲイン)の発生は考えず、配当(インカムゲイン)の20%の節税のためにこの制度を利用しています。

一方現時点での私の資産のポートフォリオは

と現金70%の他、30%の投資内容の内、ほとんどが日本高配当株に偏ってしまっています

日本高配当株の内訳はこちら

いくら何でも現金の比率が高すぎる気がしますが、これはこれから発生するかもしれない景気のリセッションや暴落に備えて、10年くらいに分けて金融商品を購入しようと思っているためです。

投資の基本的な方針は

  1. できる限り資産を幅広く分散(インデックス型投資信託や海外ETFの活用)
  2. 購入時期もできる限り分散(ドルコスト平均法による積み立て投資)
  3. ある程度のリターンも確保(年3~5%)

で考えています。

①の資産分散については、株式だけでなく、債券や金についてもバランスよく投資すべきではとの意見もあると思います。

これについては有名なシーゲル教授のグラフにより、過去200年のアメリカの資本主義経済の歴史上、長期投資では最も上昇するのは株式だとの結果が証明されています。

 

5年未満の短期間の投資であれば債権を組み入れて資産の変動幅を少なくすることはとても有効だと思うのですが、5年以上投資期間を取れるのであれば株式100%のポートフォリオでいいのかなと考えています。

そんなわけで、日本株以外の株式の購入を考えているのですが

積み立て投資として、毎月10万円emaxis slim先進国株式(日本除く)を購入しているので

なるべくこれと被らないものがいいと思っています

emaxis slim 先進国株式(日本除く)の主要構成銘柄は

今をときめく、GAFAとマイクロソフト等テック系銘柄が上位を独占しています。

emaxis slim 先進国株式(日本除く)はMSCIコクサイ・インデックスという指数に連動するように運用されるインデックスです。

「MSCIコクサイ・インデックス」は、日本を除く先進国の株価動向を示す代表的なインデックスです。日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株を構成銘柄の対象としており、時価総額でみて市場の約85%をカバーしています。
浮動株ベースの時価総額加重平均で算出されており、組入銘柄の見直しは2月、5月、8月、11月末の四半期に一度実施されます。

  • 大株主などが安定的に保有する株式ではなく、市場で流通し、売買されている株式
構成銘柄 日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株のうち、約1,300銘柄を採用。市場カバレッジ85%を目標に浮動株調整後時価総額の上位銘柄から採用。
算出方法 時価総額加重型(時価総額は浮動株調整後)
公表元 MSCI Inc.(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社)

一方VYMは

上位10銘柄が

アメリカを代表する金融銘柄や消費財、エネルギー、インフラとアメリカを代表する高配当、連続増配銘柄が名を連ねています。そのため、GAFA等テック系が入っていないのでemaxis slim先進国株式(日本除く)と銘柄が被らないのでいいかなと思ってます。

テック系大手は無配や配当があっても高配当ではないことが多いので、銘柄の入れ替えがあっても両者の銘柄はあまり被ることはないのではないかと考えています。

私としては

リターン狙い⇒emaxis slim先進国株式(日本除く)

配当狙い⇒VYM

という方針で分けて考えています

そんなわけで、配当狙いのNISA枠では引き続きVYMを購入しようと思います。

よくVYMと比較されるETFでHDVやSPYDがありますが、運用実績の長さや、これまでのリターンの比較からVYMだけでいいかなと思っています。

あえて加えるならVYMにない不動産セクターが入っているSPYDくらいでしょうか。

引き続き資産運用に関しても継続して勉強が必要ですね。

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